DINKS批判 考えること

昨今では夫婦のうち約3割弱がDINKS夫婦と言われています。

 

それでも、DINKSのライフスタイルに否定的な人もたくさんおられます。

 

なぜDINKSが批判されるかについて、僕の意見も含めて解説していきます。

 

DINKSに興味あるけど、ネガティブに思っている人も多いよね?

 

と思っている方へ参考になると嬉しいです。

 

※僕は子無しの人生をすすめているわけではありません。一つのライフスタイルとして紹介しているだけです。本記事を読まれて、ご気分を害される方がいるかもしれませんが、どうかご容赦ください。

 

DINKS批判 考えること

 

①少子化問題に影響する

 

DINKSへの批判に、子供を作らない為に少子化を加速させるという批判です。

たしかに子供が増えなければ、将来の働き手の人口も増えません。

消費をしてくれる人も増えませんので、経済が発展しません。

また、社会保険や税の仕組みとしても、働き手が高齢者や働けない人を支える構造です。

子供を作らない人があまりにも増えてしまいますと、今の社会制度が成り立たなくなります。

 

ですが、少し反論しますと、DINKSだけが少子化に影響しているとはいえません。

そもそも、結婚やパートナーを設けないシングル世帯もDINKS同様増加しています。

また、子供を持っている世帯も、本当はあと1人、あと2人育てたいけど

経済的理由、核家族問題、保育園や制度としてのバックアップの無さで諦めるケースもあり得ます。

少子化問題の話になるとDINKSがターゲットになりますが

必ずしもDINKSだけが影響しているわけではないです。

もちろん、DINKSという選択をし自由を得た分、子供を持たないという選択をしています。

仕事をして税金を納める、社会保険料を納める等をすることでしっかりと

社会へ貢献しないといけないと思います。

 

②親不孝である

 

親不孝かどうかは、他人が決めることではありません。

もちろん、世間一般の価値観では子供に孫を見せてもらえることが親の幸せといえるでしょう。

しかし、親孝行は孫を見せる以外にもたくさんできることがあります。

旅行好きの親であれば、一緒に旅行へ行ってみる。

遠地に住む親であれば、定期的に会いに行く。

好きな食べ物やお酒、気持ちの品を送ってあげる。

孫を見せる以外にもできることはたくさんあります。

それから、親は子供の幸せを願うものです。

子供が自分達の幸せのために、子供を作らないと決めたとしたら、親は理解すると思います。

理解するのに時間はかかると思いますが…

 

③ズルい 自分勝手だ

 

シンプルにズルい、自分勝手だという批判も目につきます。

今までの批判より感情的な内容だと思います。

ですが、世間の持つDINKSへの印象としてはリアルなのではないでしょうか。

子育てによって時間の余裕がなく、教育費もかかって時間の余裕も少ない。

そのような方が収入や働き方などが同じDINKS夫婦をみれば、素直にズルいと思うでしょう。

ズルいと思わないにしても、良い感情は持ちづらいのではないでしょうか。

社会に貢献していない自分勝手な人たちだ。

将来は子育てした世帯の子供から恩恵を受けるのに。

感情的な見方をしてしまっても仕方ないと思います。

しかし、仮にそのように思われていたとしても、気にしないことです。

彼らが批判的な感情でDINKS夫婦を見ていることと、DINKS夫婦が幸せに暮らすことは関係が全くありません。

対立したいわけではないですが、子育て世帯だからこそ恩恵のある制度もあります。

人はとなりの芝生が青く見えるものです。子育て世帯には分からないDINKS世帯の大変さもあります。

僕個人としての考えは、僕たちの子供を通して社会へは貢献できない。

その分、仕事を通じて社会へ貢献する。趣味や旅行などの支出を通して、経済へ貢献する。

などDINKSはDINKSならではの社会への貢献や関わり方があります。

 

まとめ

 

DINKSが批判される理由について解説してきました。

 

①少子化問題に影響する

 

②親不孝である

 

③ズルい 自分勝手だ

 

の3つが主なDINKSが批判される理由です。

 

しかし、DINKSは身勝手で社会へ何も貢献していないわけではありません。

 

仕事や納税、その他安くはない経済活動で社会へ貢献しています。

 

それでもDINKSは、多数派である子育てる世帯とは違うライフスタイルを

選択します。

 

客観的にどのようにみられるか、どのように考えられるかを意識することで

DINKSのライフスタイルへの理解が深まると思います。

 

批判を全て受け入れる必要はありませんが、前向きに答えられるくらい

ゆとりを持てると良いですね。

 

それではまたお会いしましょう!

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