この記事では子供のいない人生が悲しいかについてお話します。僕たむざらしは自分の意思で子供のいない人生を選びました。色々決断に至るまで悩み苦しみましたが今はとても幸せに思っています。ですが、もともとは子供が欲しいと思っていました。
あぁ、自分には子供ができないんだなあと思い、悲しい気持ちになっていた時期もありました。その時の気持ちを整理してみました。
様々な理由で子供がいない人生を選択される方がいらっしゃるかと思います。結婚されない方。結婚されても子供を作らない方。子作りをされたが残念ながらできなかった方。
少しでも参考になれば嬉しいです。
※はじめにお伝えしますが、僕は子無しの人生をすすめているわけではありません。一つのライフスタイルとして紹介しているだけです。本記事を読まれて、ご気分を害される方がいるかもしれません。子無し世帯も多くの悩みを抱えていますのでどうかご容赦ください。
悲しいと思う理由3つ
①子供が好きだから
子供がいない人生が悲しいと思う理由の一つ目は、子供が好きだからです。
友達の子供を可愛いと思える人。知らない人の子供でも可愛いと思える人。
そのような方はもともと子供が好きであり、自分に子供ができたらどんなに嬉しいかと考えるでしょう。
自分と見た目が似ている子供。自分と性格が似ている子供。そして、その子供が成長していく姿。
自分の子供のことを考えると夢がふくらむと思います。
しかし、子供好きな人が、自分の子供を持てないと分かった時、とても悲しい気持ちになるでしょう。
僕も子供は大好きで、親戚の子供と遊んだりすると子供と同じくらいはしゃいでいます。
そんな僕は子供が好きだからこそ、子供ができない現実と向き合ったとき、悲しくてせつなく思うことがありました。
ですが、子供が好きであるだけなら、世の中の子供と関わる機会はたくさんあります。
地域のスポーツなどでコーチをしたり、自ら関わりを持っていくことはできます。
友人や親戚の子供と遊ぶことも良いと思います。
僕も色々と考えているうちに、好きだから悲しみに直接つながるとは思わないようになりました。
②自分には子供ができると思っていたから
当たり前にあったものを失うと喪失感、失ってしまった感覚を大きく持ちます。
例えば、家族の突然の死や突然のリストラで職を失うことなどは、ストレスの種類の中でトップレベルといわれます。
何となく自分は結婚して家族を持ち、子供ができると当たり前に思っていた人は、子供ができないと分かると大きな悲しみを感じると思います。
これは当たり前のものを失ってしまう感覚に近いからだと思います。
僕はもともと結婚したら、子供を持って温かい家族を、と考えていました。
そのため、はじめは子供ができない人生に悲観していました。
当時の考え方を振り返ると、当たり前に思っていたことが突然当たり前でなくなってしまったことが大きいと思います。
ですが、冷静に考えますと子供ができることは当たり前のことではありません。
これだけ科学が進歩している世の中であっても、出産は命がけのことです。
また、不妊治療なども珍しい話ではなくなってきました。
子供はさずかりものですし、できることは当たり前ではありません。
このように考えることで、まだできていない子供を失ったような感覚になることは
避けられるのではないでしょうか。
③老後や自分が死んだ後の心配
子供がいなくて悲しいのは、遠い将来のことを考えるからかもしれません。
想像してみてください。あなたはいつか亡くなります。あなたのお葬式があります。
そのお葬式であなたの死を悲しみ、あなたのことを思い泣いてくれる人はどれだけいるでしょう。
もちろんパートナーより先に亡くなれば、パートナーは悲しんでくれるでしょう。
ですが、パートナーに先立たれた場合は?
友達や兄弟、親戚と仲良くしていれば良いかもしれません。ただ、子供がいれば一番悲しんでくれて、自分のことを思ってくれるのにと考えてしまうことは自然なことです。
老後や死後のことを考える際、子供がいない場合は経済的に悩みが少なくなる反面、このように頼れる人や寄り添ってくれる人をどうするかという新たな悩みがうまれます。
ですが、友人関係や親戚関係など頼れる人を作る為に、積極敵に働きかけることはできます。
DINKSは子供に頼れない分、友人や親戚を大切にすることで老後や死後の心配を減らすことができます。
まとめ
この記事では、子供のいない人生は悲しいか?についてお話してきました。
悲しいか、悲しくないかは価値観によると思います。
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子供がすべてである。子供を育てることこそ人生だ、と考えている人からすると
子供のいない人生は悲しいものであると思います。
また、夫婦の時間や自由度を求める人は子供のいない人生も幸せに感じることができると
思います。
それでは、またお会いしましょう!